2010年2月15日月曜日

可能性から発想する

すっかり更新していなかった。。
この週末は読書と休養に充てました。
何冊か読んだ本の中で、上司からプレゼントしていただいた、
ソフトバンクの孫正義氏の言葉を集めた「孫氏の兵法」の中から、
印象に残ったエピソードを紹介します。

ご存知の方も多いと思いますが、孫さんは佐賀県鳥栖市に
在日韓国人として生を授かりました。

1991年に日本国籍を取得しようとするのですが、
孫さんは韓国の姓である「孫」姓のまま日本国籍を取得しようとします。
しかし、役所から「日本には「孫」という苗字はいないからダメ」と
却下されます。

そこで簡単には簡単に諦めないのが孫さんです。
まず、結婚していた日本国籍の奥さんの苗字を「孫」姓に改名します。
そして再度役所に赴き、前回同様「孫」姓での日本国籍取得を申請します。

窓口では同じように断られますが、
「いや、きちんと調べてくれ。一人だけ「孫」という日本人がいるはずだ」
と伝えます。
そう、奥さんですw
結果見事に「孫」姓のまま日本国籍を取得します。


孫さんが2006年に携帯電話事業に参入する前の2004年にも
これと同じような出来事がありました。

携帯電話事業は免許制です。
当時はNTT DoCoMoとKDDI、ボーダフォンの3社がその免許を保有していました。

免許を取得できないことは新規参入社に対する不平等であり、
携帯電話事業における公正な競争が阻害され料金が硬直化し、
ユーザーのためにならないと考えた孫さんは新聞各紙への意見広告および
自社の会員(Yahoo!BBなど)へのメール配信を使って、
総務省へパブリックコメントを寄せるように求めました。

これがきっかけとなり、総務省にユーザーからのパブリックコメントが殺到し、
その後の電波割当方針にも影響を及ぼしました。
その後、ボーダフォンを買収し、ソフトバンクモバイルとしてからの快進撃は、
みなさんご存知の通りです。


何か困難にぶつかった時に、それを嘆くのではなく、
どうやったら乗り越えられるのかを考える。

パナソニックの創業者である松下幸之助氏も同じ趣旨のことを仰っています。

「執念ある者は可能性から発想する。執念なき者は困難から発想する。」


私もどうやったら当社が日本No.1になれるのか。必死で考え、行動し続けます。


※2008年7月11日、もう少し早く表参道の行列に並んでれば、
孫さんにお目にかかれたのに。
将来の(小さな)目標にすることにします。